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音響家協会・能楽堂での講演

実際の活動に加えて、最近は講演の機会を頂戴することが増えています。前回の幕張メッセが2月後半で、次回が能楽堂・大講義室にて5月28日にお話をさせて頂きます。幕張メッセ同様、実際に機材を持ち込み、音に対してどうアプローチし、どういう考え方・理解の方法で音を調整していくのかを述べて行きたいと思います。幕張メッセが非常に好評だったとのことで、再度お話を頂戴したのですが、前回は『欧米スタイルのミキシング・マスタリングを紐解く』という題名で、全体像を1時間半の中に詰め込むというスタイルでした。今回はここから更に目線を先へ向け、より具体的に音色をどう判断していくのか?というプロセスそのものに触れてみたいと思います。 こうした講演会でよく聞かれるのが、 『自分仕事内容を、人に盗まれないか?』 というものなのですが、同じ機材プロセスを踏んだとしても、その人ならではの音というもの絶対にありますし、そもそもお見せする手法がその段階ではある一定の完成型を見ていたとしても、次の作品でその手法が通用するか否かわからないという日々を過ごしている身としては、一例を挙げるに過ぎないので、それを盗まれたとしても直ぐに次の手法を編み出すので、自分の経験値からお話できることは出来るだけ表に出していこうと思っています。それに何と言っても、音響家協会の皆さんのお人柄を思うだけで、素晴らしい相乗効果と大きな器で物事を考えてらっしゃる故、中堅の自分としては、与えられたチャンスを活かし切りたいという思いもあります。 ここ最近受注させて頂いた仕事だけでも、1時間で音について話し切ることの出来ない内容になるでしょうから、これから2ヶ月弱の中で何が起こるのかを考えれば、またお話できる内容が更に増えることとなるのは間違いありません。 お時間が合えば、是非いらして下さい。

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