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リファレンス音源

午前中のマスタリングンは、多数のリファレンス音源(参考音源)が送られてきており、多くの楽曲を聴く機会に恵まれました。クライアントからの要求も様々ですが、画一的にレベルは非常に高く、求められるものも最高難易度のものばかりが揃っていましたが、自らを育てる絶好のチャンスでもありました。 音のレベルの高さは勿論ですが、クライアントからの発せられる要求の高さと共に、『これが出来るはず』というディレクションが素晴らしかった。これには正直驚きでした。僕の可能性を判断し、そしてその可能性に対しての識別、その上でのディレクションというものは、こちらが気付きもしない可能性を引き出してくれます。 勿論先方は一流としてのプライドを掛けて仕事をしてきているので、提出する側としても非常に緊張する一瞬ですが、こういう真剣勝負の音作りを繰り返していくことで、これまでには見えなかった新たなフィールドに行き着ける実感があります。数ヶ月前にハリウッドへ納めたお気に入りの音源が、今回行ったマスタリングと比べて随分と聴きおとりするところまで仕上げられました。 その瞬間、若しくは一定期間『良い』と思えたものも、次のレベルアップに自らが飛び込んだときには、過去は随分と違った印象を受けるものだと感じた午前中でした。 素晴らしい音源制作の経験に出会え、非常に嬉しいひとときを過ごすことが出来ました。

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