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スタジオ機材の最終アップデートを行います。

約4年の歳月を掛けて構築してきたスタジオの機材ですが、最終型としてのアップデートに入りました。ここ1年間で同スタジオを使用し、何が理想形としてふさわしいのかを吟味したうえで、最終型のサウンドを創造しています。最近特にスケール感のあるシネマティックなサウンドを追い求める傾向と、クライアント達からもその手のサウンドを求められることから、アナログのプロセッサーに加えて、Eventide9000を導入することにしました。リバーブなどの理想形はすでに見つかっていますが、さらにバリエーションを増やし、より重厚なサウンドクォリティを目指したいと考えています。また、定番のelysia alpha compressorは、昨年にオーダーしたものがそろそろ届くというところと、今はアシスタントの加瀬君のところへ渡った最も美しいEQの一つ、HDE-250もカスタムを施して導入予定です。それにAMS NEVEが新たにリリースした500シリーズのリバーブ他、輸入代理店を行っているIGS Audioもフルバージョンで導入される予定です。

昨年から続く、世界中のアーティストのプロデュースをはじめ、日々多くのアイディアを一気にサウンドとして落とし込める環境を作り上げたいと考えています。日本では導入自体が珍しかったり、上陸していない機材も多々ありますが、サブスクリプションが音楽消費の中心となる中、産業自体が一気にグローバル化へと向かう状況をいち早く察知し、日本からも世界に向けた動きをする音楽プロダクションとして、一つのひな型となっていければと考えています。

また、世界に出るといっても、やはりそう簡単なことではないことは皆さま肌身で感じられていることと思います。サウンドそのものを伝承しないことには、いくら思いがあっても実際的な活動にはつながっていきません。現在社内で話し合っていますが、オンライン授業を実現できる環境を整えられないか検討中です。

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