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執筆者の写真Furuya Hirotoshi

スタインウェイ・グランドピアノの調律

スタインウェイ・グランドピアノ

今日の午前中は、2年前に納品したスタインウェイ・グランドピアノの調律でした。 随分と素晴らしい音色が出てきましたが、当社が運営している『さかもと音楽院』のピアノが何時も素晴らしいとのことで、ご質問をいただきました。結局の所、プロのピアニストがそれなりに弾いて行き、育て上げられたピアノにはどうしたら行き着けるのか?という話し合いになりました。通常工業製品などは、購入・納品されたときが最も性能が高く、そこから徐々に経年変化で能力が下がっていくという現象を想像させますが、ピアノの場合はその真逆の現象が起こるというご説明をさせて頂きました。 ピアノという楽器そのものが、非常に芸術性が高く如何に育て上げていくか?という考え方が非常に重要になります。それ故に、瞬間風速で計測するかのような短期的な音の価値判断は余り相応しくなく、長期にわたる計画が必要になり、どう着地ポイントを探すかが重要です。今回の案件としては、非常に状態の良いピアノということもあり、当社が所有するプロのピアニストが既に育たてピアノとの交換ということも視野に入るということで話し合いが行われています。良いピアノというものは、こうして長期にわたるアセット(資産)としての価値も高く、様々な視野から変幻自在にソリューションをご提示することも可能です。 様々なご要望を頂く当社のピアノ事業ですが、高額商品を取り扱う故、やはり資産形成のお手伝いができるほどの知識が必要であると感じています。音と共に、幅広い展開を図れるよう、コンサルティングも含めたお話し合いの場を、常にご用意できるように努めています。

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