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執筆者の写真Furuya Hirotoshi

SonyハイレゾマイクC100

ソニーハイレゾ・レコーディングマイク

SonyのハイレゾマイクC100が、ステレオで導入されました。まだテスト段階でなんとも言えませんが、このマイクに僕が期待することは無色透明であること。Earthworksであれ、Braunerであれそれなりに最新鋭という意味での音色を持っています。しかもそれがかなり濃厚な色と来ているので、ガチャガチャに混ぜていくことは考えたくない・・・ そしてどちらかというと、Sonyにはミドルにおくというよりは、アンビエンスとしての立場を重要視しているので、それぞれの楽器に対して明確なコンセプトのようなものは必要ない・・・と思っています。基本的に色付けというものは、伝統ある欧米のメーカーに勝てるわけもなく、それよりはピシッとしたハイレゾを何の意見も持たずに録ってくれることもまた重要ではないかと思っています。 もちろんマイクやマイクプリアンプによる脚色を必要とする場合と、そうでない場合があるので、例えばストリングスを徹底的にクリーンサウンドで録るというときなどは向いているかもしれません。来週にはBraunerの新作が来るので、本当に楽しみ。秋に向けて仕事が増える中、こちら側も準備万端です。

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