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DANTEの構築

執筆者の写真: Furuya HirotoshiFuruya Hirotoshi
DANTEの構築

今年に入りDANTEの構築を行っていますが、やっと全体的な理解も追いつき始めて業務レベルまで行ける状況になりました。ネットワークの本格的な知識は、僕よりもレコーディングエンジニアの加瀬君のほうが遥かに詳しいのですが、IPアドレスベースで割り振られた各機材を、自動認識してくれるので取りあえずはチェインを組むことが出来るようになりました。はじめの頃は、Dante Vartual soundcard自体を、どう扱って良いのかもわからず、そもそも全く新しいルーティングの考え方をするので手を焼きましたが、慣れてくればその自由度の高さからどれほどに素晴らしい規格であるのかを思い知ることができています。

捉え方としては、RMEのTotalmixをDANTE上のソフトウェアで構築できる・・・とでも言いましょうか、簡単にマトリックスをマッピングできるので、幾重にも機材をチェイン上に積み重ねて、かなり大規模なチャンネルを扱うのであれば、非常に有利なことは間違いありません。うちの場合ですと、DANTEで出入力するコンバーターからMADIでルーティングを回し他のAD/DAコンバーターと繋ぎ64chのチェインを完成させています。これが意図も簡単に、DANTEとMADIのやり取りであればルーティングを作れてしまいます。その間のにコンバーターとして存在している、Ferrofish A32Danteが非常に優秀とも言えますが、この規格自体が非常に完成されているとも言えるかと思います。

今後大いにDANTEとMADIを活用していきたいと思います。自由度が広いので、アイディアも沢山出ることと思います。

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