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自分のベスト・プロデュースアルバム『Ladies and Gentlemen』を制作中。

今年も本当によく楽曲を作りました。しかも大曲ばかりでしたので、かなり体力を消耗したという感じです。現在話があるアルバムの制作だけでも、3つほど進行していますが、その間にこの物凄く曲を作った期間を一度アルバムとしてまとめてみたいと思いました。クラシックからロックまで、正に分野は様々でしたし国も色々でした。自分が夢見たグローバルでの音楽制作と、その消費についてもグローバルベースであることを中心に考えてきましたが、正に昨今の結果というのはこれまでの戦略が上手く噛合ったと言えるものかと思います。まだまだ上は見ていきたいですし、規模の拡大もまだまだこれからです。正に夢の途中という状況ですが、暗中模索という状況からは抜け出したと感じています。サブスクリプションの登場で、一気に音楽市場がグローバル化することは読めていましたし、自分の音楽へのスタンスというものが世界に向けた方が相性も良いことはわかっていましたが、世界と共に成長するというのはとてつもない速度で大きくなることだとも改めて感じています。もちろんレベルが非常に高いですし競争も激烈ですが、僕の得意分野であるクラシカルクロスオーバーは、世界的に見てもプロデュースできる人が多くないというのは幸運だった一面はあるかと思います。クラシカルクロスオーバーは、毎回・毎日とてつもない数のトラックと格闘しているという現状もあります。当たり前のように100トラックを扱う必要があり、楽器が少ない時でも60トラック前後ですから、常に大掛かりな大作として扱われる分類の楽曲です。

参加楽曲の多くは、本場ヨーロッパでレコーディングされることが殆どで、国別だとイタリアとドイツが中心と言えるかと思います。オペラやオーケストラ曲の本場ですから、それはもうサウンド面でも非常にうるさい彼らです、少しでも気を抜けば的を得た鋭い意見がたくさん飛んできます。そして大作らしくストリングスオーケストラのセクションだけでも40トラックを超えてきますから、多くの楽器と合わせると軽くハーモニーの入り組んだ100トラックを超えるミキシングは毎度のことで、かなり根気のいる作業を強いられ、アレンジを自らした身として最後まで責任をもって完成させるのですが、これがかなり大変です(笑)。こうした大曲は、ミキシングを始める前に自分を奮い立たせないと中々始めることができないほどに疲れるものですが、完成した時の規模感というものは何にも勝るものがあります。

そんな状況で推移してきたここ2年間くらいの楽曲を、一度全て纏めてアルバムにしたいと考えた次第です。

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