top of page
検索

機材リスト一覧のページを追加。

執筆者の写真: Furuya HirotoshiFuruya Hirotoshi

機材リスト一覧のページが追加されました。

以前よりこのページの作成については着手しようという意見があったのですが、余りこういう作業が得意ではない自分でして、加瀬君が一気にリスト化してくれたことでページに掲載するに至りました。機材の更新も非常に速いスタジオなので、新たな機材が入ってくることで出ていくこともあったりですし、加えて既に限界とも言えるほどに様々な機材で空間的にはぎりぎりの状況にまで増えました。あとは、500シリーズの電源ボックスを2本と、その中に挿入する20本くらいの各種500シリーズの機材群、あとは2Uのラック版コンプレッサーで完結という感じです。まあ、自分でも思いますが、よくぞここまで集めたと思います。その過程には国際エンドーサーになったり、多くの作品を通して機材の考え方も変化していったりと、いろいろな工程を経て今の状況へと移り変わってきました。

音楽制作を始めた当初は、プラグイン・オタクのような様相を呈していましたが、すぐに限界を感じて一気にハードギアの世界に飛び込み、それとともに多くの作品に参加する機会も得つつ今に至っています。やはり機材を使いこなすには、研究も重要ですがクォリティの高い作品に数多く参加しないと、機材本来の性能を呼び起こすこともできず、フルで使いこなす前に眠らせたままになってしまう事もよくあります。そういう意味では、泣きたくなるほど大変な大作に参加してこれたことは、何よりものテスト・研究の場であったことには違いありませんし、いわゆる極限の使い方をしてきたからこその音色感というものも知っています。また、思うような仕事ができずに、何日間にもわたってリテイクを繰り返すことも、思いがけない可能性や景色に出会うことも多く、今までとは違った視点で使用方法や組み合わせを考え直すこともあります。だから面白いんでしょうし、次の可能性を常に求めるという姿勢も持ち合わせるられるのかと思います。

そうこうしているうちに、次作はイタリアの Sanremo Music Festival に向けて参加作品が決まりました。イタリアの音楽祭としては最大らしく、パートナーのイタリア人作曲家 Tonyから打診を受けてプロデューサーとしての参加を受けさせて貰いました。

意義のある作品作りを繰り返していると認識してもらえると、世界中から作品に参加したいというオファーを受けることも多くなります。今回はイタリアということもあり、イタリア人のギタリストやベーシストたちがかなり前のめりで、かなり高名なアーティストたちが『無償で良いから参加したい』という連絡が相次ぎました。西洋社会というのはこういうところがハッキリとしていて、無意味であれば皆無関心ですが、意義があるとなるとてつもないパワーで押し寄せてきます。

こういう背景もありながら、多くの機材アップデートを繰り返してこれたことも、なんともうれしい限りです。

Commentaires


Tel:043-270-5030 (日本語対応)

+81-90-9823-4518 (In English support)

©2021 by Hiro's Music Production

bottom of page