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執筆者の写真Furuya Hirotoshi

ユンディ・リ上海万博の動画


あれから8年か・・・という思いで一杯になります、ユンディと仕事をした時の映像が出てきました。本当に懐かしい限りです。スタインウェイのグランドピアノを東京から持っていったり、音響関係のことでも大変だったりで、あれほど辛い仕事はなかったのですが、1つ大きな足掛かりを与えてくれたことは確かです。Youtubeの動画なので、音は今ひとつですが、シューマンの『献呈』から聴こえてくる情緒深い音楽は、時を重ねて様々な思いを描き出してくれます。 8年も経過すると、随分と景色が変わります。お互い若かったし、あの時の何とも表現できない情熱は、燃え尽きること無く今も継続して胸の奥で熱く燃え続けています。僕は音楽家の道からプロデューサーへとスイッチして、そちらで成功して世界で勝負することが出来ています。相変わらずスタインウェイは好きだし、音響の仕事は今やスタジオ運営にまで発展しています。 今後また、何処かでユンディと仕事をすることがあるかもしれませんが、それまでにまた更に腕を磨いておきたいと思います。 まだまだ夢は続きます。

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