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執筆者の写真Furuya Hirotoshi

デュッセルドルフ、ヒューストンと新たなプロジェクトが始まります。

今回のプロジェクトで歌唱をしている一人、イタリア人の歌手ジーナ


本当に何時からここまで国際的になったのか・・・と思えるほどに、世界の音楽プロダクションとの共同作業が続きます。今回新たに立ち上がったのが、デュッセルドルフに在住のイタリア人作曲家、トニーと楽曲を共作することになりました。そもそもは、参加していたワールドカップの公式曲を聴いてくれていたのと、僕の名義で発表した楽曲が地味に人気が出てくれ、それを実際に聴いてオーケストレーションなどを気に入ってもらえた・・・という所から話が始まります。

急にFacebookへメッセージが届き、「一緒に仕事をしたいが、どうだろうか」という情熱的なアプローチでした(笑)。デュッセルドルフはオフィスがありますし、ヨーロッパの拠点でもあるので馴染みのある街ですから親近感も沸きますが、それ以上に届いた楽曲の素晴らしさに驚いてオファーを受け入れました。ジャンルとしてはクラシカルクロスオーバーなのですが、こういうヨーロッパのど真ん中で出会う楽曲のレベルの高さというものは、やはりバッハを生み、ベートーヴェンを育み、そしてブラームスで昇華した歴史というものを改めて感じさせます。

今回は、既にジョン・キャペック(TOTOやダイアナ・ロス、オリビエ・ニュートンジョンなどの作曲家)との仕事で実績を上げられた、オーケストラアレンジを中心に全体をプロデューサーとして纏めるという仕事になります。ヨーロッパのトップアーティストから、オーケストラ関連の仕事が来るというのはまた非常に嬉しい内容ですが、今回は更にクラシカルクロスオーバーとして楽曲を大幅に変更する内容になりますし、再度ニューヨークやロンドン、サンクトペテルブルグのアーティスト達にも集まってもらうという豪華な作り込みを予定しています。

何時もの行にはなってしまうのですが、日本人がこうした形で作品に関わるという事実は、非常に意義深いですし後進に対して大きな励みにもなってくれると信じています。因みに今回のサウンドプロデュース・ミキシングエンジニアには、若手の日本人を起用しようと考えています。楽曲の制作においても、またサウンド面でも後進国の日本ではありますが、雲の上の存在として世界のエンターテイメントを見るのではなく、自分も参加するという目標をもって具体的な戦略や夢を立てられる環境も整えたいと考えています。

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